懐かしのSMビデオ劇場第34回「SMいんらんクリニック4 不感症治療」[ART]
なんとか、過去の「懐かしのSMビデオ劇場」を参考にして、それらしく書いてみました。
私が紹介&評価を伺ってみたい、個人的な懐かしの名作第一弾は:
SMいんらんクリニック4 不感症治療[ART]
この作品、絶頂期の島崎梨乃&全盛期のART製作にもかかわらず、割と話題に上りませんね。復刻版も噂も聞きません、なぜでしょう。
ここでもSM女優ベスト30で、”「SMいんらんクリニック」はこれでもかという快楽責めに何度もイカされた。この作品は数年後、いわゆるミネックモノに引き継がれる。”という記述だ見られるだけです。(ちなみに「ミネックものに引き継がれる」って本当ですか?ここの影響でミネックものには(未見ながら)否定的なイメージを持っていたのですが、もし類似の作品をご存知でしたら、紹介していただけませんか?)
さて、お話は、不感症で悩む若妻(島崎梨乃)が夫に連れられ、黒田の営むクリニックに相談にやってきます、、、つーわけで、もうストーリの解説の必要はありませんね。
責めの場面は、大きく分けて四つ。
1.立ち姿での責め。
2.診察台にM字で固定されてのバイブ責め。
3.診察台での電気&ロウ
4.同じ状況での浣腸&バイブ&ロウ責め。
(3.4.は一つに繋がってたかも知れません。ここでは繋げて書きます)
1.立ち姿での責め。
万歳姿で縛られての、軽い責めです。着てるものを脱がし&ローター責め程度で、黒田&島崎梨乃を知るここの住民の方には噴飯ものの場面です。二回目以降は早送りボタン押し捲りでしたので、詳しく書けません。(だれか補足出来る方、お願いします)
2.診察台にM字で固定されてのバイブ責め。
ここからこの作品は始まると考えて下さい。
パンティー一枚で、診察台に固定された島崎の股間を揉みしだきながら、黒田は「今日はここを徹底的に調べさせてもらいますよ。」と言ってカッターで秘部を露出させてゆきます。そしてピンクローター、ペンシル型、黒バイブ(根元で三叉に別れてるやつ)と媚薬を使って、本当に股間’だけ’を徹底的に責めつづけます。
ムチもロウもクリップもなしで、言葉とバイブのみで島崎の反応を引き出す黒田の凄さが光ります。特に後半は白眉。
一度果てた島崎に、「奥さんのいく所、もう一度見たいなあ。」と言って、おもむろに黒バイブを根元まで(本当に根元まで)押し込んで、グイッと振動を最高まであげて、そのまま手で抑えつづけます。モザイク越しにもバイブの舌がクリトリスに食い込んで周りの肉が吊りあがっているのが分かる程、押し込んで、彼は動きを一切止めてしまうのです。時折ゆっくりと上下(前後ではない)に動かして、バイブのもう一つの先を肛門の方に当てる以外、ピストン運動なし、でひたすら押し込み続けます。
静かになっていた島崎が、だんだん身悶えしていく姿と一切動かず、バイブを押さえ続ける黒田を捉えたシーンは、作品のハイライトでしょう。
そして、まさに島崎が昇りつめるその瞬間、彼はものすごい勢いでバイブを引き抜いてしまいます。画面から音が聞こえたのでは、と思う程の勢いです。
いきなり咥えていたものを失ってしまった股間は、まるでそこだけが別の生き物のように、収縮を繰り返すのが、モザイクの外側の筋肉の痙攣で良くわかります。黒田は股間に顔を近づけ「いやらしいなあ、痙攣してますよお、奥さん。」と言います。
本気で恥ずかしそうな島崎は、身をよじり、肛門に力を入れるようにして、抵抗しますが、所詮拘束台の上、痙攣する股間を止める手立てはありません。
という、とってもSMマインドに溢れる名シーンです。最小のお膳立てでも、ここまで出来るのだな、と感心してしまいました。
3.4.診察台での電気&ロウ&浣腸&バイブ責め。
(このシーンは二回に別れていたかもしれませんが、確認する手段がありません、大体下記の描写で合っていると思いますが、分かる方、補足して下さい。)
「奥さん、全然不感症じゃないですねえ。むしろ淫乱と言っていいですね。」と言う、素晴らしい黒田ドクターの診断に観念した島崎は「実はSMビデオを見てショックを受けてしまい、それ以降普通のSEXが出来なくなった。」と誰にも予想出来なかった告白をします。「それを直すには、あなた自身がSMビデオの内容を体験して、それを克服するしかありませんな。」という、これまた論理的な診断が下り、、、、セットは全く同じ、拘束台の上でのM字固定です。
最初は、電極責め&ロウ&バイブです。「痛い。熱い。気持ちいい。」が交互に襲って来るようで、島崎の表情の変化がいいです。電極責めで、ひとしきり叫んだ後、バイブを入れられた時の安堵の表情は本物だと思います。
続くのは、浣腸&ロウ&バイブ責め。
大量のイチジク浣腸を叩きこまれ、体が真っ赤になる程のロウを垂らされ、またもやバイブです(ムチ打ちも少しあったかも知れません。)。バイブが挿入されている時しか安息が
無い彼女が、一生懸命良い反応をして、黒田の気を引こうとしているのが、けなげでした。
しかし、彼は容赦なく「百数えろ。」と命じます。「早すぎ、一からやりなおし。」「間違えたな、一からやり直し。」で、最後の方は、彼女は完全に分け分からなくなったようで、数を口篭もってしまいます。「なにー?」の言葉に心底びくついて、声を張り上げる彼女に、正直「仕事でここまでせんでも、、」と同情してしまいました。鬼の黒田は「あーと、じゅうー。」などと、とんでもない要求をしますが。やっと彼女にも安息の時が訪れます。
ぐったりしつつも、心底ホッとした表情の彼女を見て、声を掛けてあげたくなってしまった私はSMファン失格かもしれない、と感じさせたラストでした。
こうして書き出して見ると、この作品、たしかに縛りの体位はM字のみ、基本的にバイブ、浣腸、ロウ責めのみ、という最小限のアプローチしかなされていませんが。
その羞恥心のあおり方と、絶妙な苦痛と快感の配分で、重量級の鑑賞後感を与える作品だと思います。実際この後、かわいそうな島崎にすっかり惚れた私は(やっぱりSMファン合格か?)色々作品をあたってみましたが、この「気持ち良くてよかったね」と「大変だったね。」が微妙に入り混じった感覚を超える作品には、結局会えずじまいです。
結局これは、島崎という素材を料理しきった黒田の力と、それを小細工なしで撮った峰一也の見識の勝利だったようです。
こんなもので、参考になったでしょうか?
批判を待ってます。と、いうか、これを超える作品を紹介して頂けたら、一生感謝します。
では、また。
(注意)上記画像は島崎梨乃ですが、ビデオとは関係ありません。
(以上在米さん 2004年4月アップ)